SOURCEFORGE.JP Magazineの「UbuntuライブCDをカスタマイズするツール、UCK」という記事を参考にしてやってみます。
まず、記事にあるとおり、.debパッケージを入手します。今の時点では、uck_2.4.4.tar.gz が最新のようです。
ダウンロードしたものをして、GDebiパッケージマネージャで開いてインストールします。今回の場合は追加パッケージとして、patch,xz-utils,fakeroot,g++,libstdc++6-4.4-dev,build-essential,gfxboot,g++-4.4,squashfs-tools,mktemp,dpkg-devが要求され、追加パッケージとして勝手にインストールしてくれました。
インストール後、「アプリケーション」→「システムツール」の下にあるUCKを選んで起動しすると、システム要件(空き領域5GB以上、インターネットアクセスができること)の確認画面が出ます。
- インストールする言語パック選択画面が表示されるので、ja を選択します。
- ライブCDのブート時に利用できる言語パック選択画面が表示されるので、ja を選択します。
- Desktop環境の選択画面が表示されるので、gnomeを選択します。
- ベースになるISOイメージを選択します。(ディスク上のファイルを選択します)
- 作成するライブCDの名前を入力します。(最大32文字)
- 構築中に手作業でカスタマイズするかと聞かれるので、Yesを選びます。
- Windows関連のファイルを削除するか聞かれるので、Yesを選びます。
ここからしばらくISOイメージの解凍などが行われ、しばらくするとまたメニュー画面になります。
- パッケージマネージャ、コンソールアプリケーション、ビルド継続を選択する画面が表示されるので、パッケージマネージャを選択して起動します。
- 「UCK Package manager」が起動するので、パッケージの追加削除を行います。
- 以下のものを削除(Complete Removalで削除)
OpenOffice関連、Cross Platformの下のすべて、gnome-bluetooth、evolution関連、rhythmbox、aspell、empathy、gwibber、transmission、
- 以下のものを追加
setserial
これで、「Apply」を押して適用します。その後、ついでに「Mark All Upgrades」でできるだけアップデートをかけておきました。で、とりあえず今回は「Continue building」を押して、継続してみます。
しばらくすると、「370001 extents written (722MB)」と表示されて、新しいISOファイルが生成されました・・・が、722MBということは、CDには入らない・・・。orz
#後でご丁寧に「でかくてはいらないよ」というメッセージまで出た・・・。
この後表示されたメッセージによると、出来上がったISOファイルは
# qemu -cdrom ISOファイル名 -boot d -m 256
として試すことができるようである。