先の記事では作業過程で書いていたので、結局何が必要なのかわかりにくくなってしまいました。他のPCでもIPv6対応するときのために、NAT環境下のUbuntu10.04LTSでIPv6対応する手順をまとめておきます。(自分では確認していませんので、そのつもりで見てください)
- Gufwをインストールして起動する(これはIPv6のためではありません)
クライアントPCなら設定はそのまま(受信はすべて拒否)でOK - ufwの設定として、/etc/ufw/ufw.conf に
IPV6=yes
と書き足して、IPv6を使うことを知らせる。 - Synapticパッケージマネージャでmiredoを選択してインストールする
- Teredoサーバを選択するなら、/etc/midero.conf を編集する
- ネットワークマネージャの接続情報で、ターゲットとなる設定のIPv6設定の「メソッド」を「無視」に設定する
- ホスト名の解決のため、/etc/gai.confの
#label 2001:0::/32 7
という行を、
label 2001:0::/32 1
に修正する - 再起動する
- ブラウザで http://www.kame.net に接続し、踊る亀が見えればOK
と、意外にあっさりしたものになりました。