IdeaPad S10-2 + Ubuntu10.04 で無線LAN

例のUSBメモリにインストールしたUbuntu10.04だが、会社のノートPC以外に持っている自宅のネットブック(レノボのIdeaPad S10-2)ではBroadcom製の無線LANが動作せず、有線でしか動作しない不便な思いをしていました。Googleさんに聞いてみても、Broadcomのドライバをダウンロードしてきてツールで切り出して・・・・と面倒な感じでした。

・・・が、「システム」→「システム管理」→「ハードウェア・ドライバ」とするのと、それっぽいインストールされていないドライバ(確かプロプライエタリなドライバ、と表示されたと思う)が2つでてきますので、それをインストールすると、あっさり使えるようになりました。

これで無線LANによる自宅内ロケーションフリーなUbuntu環境が整いました。

BBshoutのサーバ探し

ずいぶん前に秋月電子でインターネットラジオを聴くためにBBshoutを購入、SONY製のPC用のアンプ内蔵のスピーカーに接続して使っています。自分の部屋にいるときにはBBshoutのページからダウンロードした選局リストに入っていたSwissMixJazzのラジオ局をBGMとして聴いています。

さて、今回、英語の勉強を兼ねて、英語のニュースのラジオをBGMに追加したくなりました。

まずサーバーの探し方ですが、Chromeブラウザで www.shoutchast.com を開くと、ジャンル別にラジオ局が表示されます。BBshoutで聴けるのはMP3だけですので、その条件で探します。
これだと思う局が見つかったら、青い文字で表示されている再生ボタンか局名をクリックすると再生されます。聴いてみてよければ、再度再生ボタンか局名を右クリックして「リンク先を別名で保存」を選択します。保存した拡張子「.pls」のファイルをテキストエディタで開くと、「File=」で始まる行にURLが記載されています。

次に、これをBBshoutに登録します。BBshoutのIPアドレスの8080ポートにブラウザでアクセスすると、BBshoutのトップページが開くので、「チャンネルの新規登録」を選択して、表示用タイトルと先のURLを入力します。登録&選局ボタンを押すと、しばらくしてBBshoutで聴くことができるようになります。

PIC開発環境構築

久しぶりに電子工作をしたくなり、PICの開発環境を構築した。といっても、別に変わった環境ではなく、

  1. まずWindowsXP上でMPLAB IDE v8.60をインストールした。インストール中に HIGH-TECH C lite のインストールをするか確認してくるので、インストールを実施。今回のターゲットに PIC10、PIC12 が入っているので、必要なのです。
  2. 次に、PIC24用のCコンパイラとして、MPLAB C30をインストール

これで完了です。昔あった MSXML がらみの無限WindowsUpdateも起こらないみたい。

次に、動作確認として、手持ちの12F675のGPIO2にLEDをつけたものを用意した。プロジェクトをウィザードに沿って作成し、その際にデバイスはPIC12F675、Cコンパイラとしては HIGH-TECH C を選択する。プロジェクトが生成できたら、以下のようなソースを作成し、main.c として保存後、main.c を Source Files に登録する。

ヘッダファイルはCコンパイラ標準のものは特に Header Files に登録しなくても大丈夫なようである。「Configure」→「Configuration Bits」で、FOSCは内部発振、WDTは禁止、PWRTも禁止、MCLREがGPIO3をデジタルI/Oに設定、BODも禁止して、「Project」→「Build」でコンパイルを行う。コンパイルが成功したら、書込みはPICkit2で行うので、「Programmer」→「Select Programmer」→「PICkit2」と設定し、「Programmer」→「Program」で書込みを行うと、LEDの点滅が始まった。

 

 

Ubuntuその後9(rtkitってなに?)

KlamAVがちゃんと動いているのか確認する過程で、なにげなく「ps -auxww」して眺めていたら、

rtkit     1247  0.0  0.0  22908   912 ?        SNl  Nov05   0:00 /usr/lib/rtkit/rtkit-daemon

などというプロセスがいることに気がついた。『名前からして rootkit か?』とかなり焦ったが、よく考えるとそんなバレバレな名前をつけるのも変な感じです。
で、Googleさんに聞いてみた(単にググったともいう)ところ、RealtimeKit だそうで。通常のユーザープロセスに、リアルタイムスケジューリングを安全に提供するしかけ・・・みたいです。
それにしても紛らわしい名前ですね。

Ubuntuその後8(KlamAVはちゃんと仕事しているのか?)

Linuxといえども、やっぱりインターネットに接続している以上はウイルス対策をしないと不安です。というか、しなければなりません。

・・・・で、ClamAVのGUIフロントエンドであるKlamAVを入れて、スケジュールスキャンを設定しているのですが、本当に動いているのか不安になってしまいました。(^^;
そこで、www.eicar.orgからテスト用のファイルをダウンロードしてスキャンテストさせてみました。
http://www.eicar.org にアクセスし、右上の「Anti Malware Testfile」をクリックします。そうすると、下の方にテスト用のファイルが4種類ありますので、これをダウンロードしてきてどこかに保存します。これらのファイルは単に文字列を表示するDOS用の実行形式のCOMファイルで、拡張子を変えたりZIPで圧縮したりして4種類になっています。実際に実行しても無害とのことです。
テスト用のファイルが何なのかEICARが何なのかは、Wikipeiaでも見てください)
で、スキャンさせてみると・・・
ということで、無事に検出してくれました。途中、ファイルをゴミ箱に入れたりしているのバレバレですね。

Ubuntuその後7(スクリーンショットの取得)

WindowsでもLinuxでも、操作方法の説明の記録を残そうとすると、ウインドウや画面全体のスクリーンショットを取りたくなることがあります。Windowsでは「ALT+PrintScreen」などでクリップボードに落とすことができますが、Ubuntuではどうするのか調べてみました。
調べてみると、Ubuntuではそのためのアプリケーションが用意されていて、「アプリケーション」→「アクセサリ」→「スクリーンショットの取得」で、

のような画面が開きます。ここで「取得するまでの待ち時間」を設定して、「スクリーンショットの取得」を押すと、そのタイミングでスクリーンショットが取れるみたいです。スクリーンショットを取った後、ファイルの保存場所を聞かれます。なお、「取得するまでの待ち時間」の初期値は0になっているので、要注意です。

 

USBメモリにUbuntu 10.04をインストール(5) ~使ってみた~

先々週、出張で上海に行ってきました。
泊まりはビジネスホテルでしたので、ネットワークは無料で使用可能。
早速、USBメモリをノートPCに挿入して起動し、Chromeブラウザを起動すると、無事にアクセスできました。その喜びを早速ブログに・・・と思ったら、blogger.comには接続できませんでした。(泣)

上の写真は有名な観光地である外灘(ワイタン)から見た黄浦江の対岸の浦東(プートン)地区のパノラマ写真です。この日の上海は万博も終わりに近い日曜日ということで、もの凄い人でした。

加速度センサ

ついでに電子工作で使えそうな加速度センサも調べてみた。デジタル出力のみ抽出。

  1. MMA7455L(Freescale)
    StrawberryLinux扱い。3軸デジタル出力(I2CまたはSPI)。電源電圧2.4~3.6V。測定レンジは2G、4G、8G。分解能8ビットなので、15.6mG。最大サンプリングレート250Hz。
  2. MMA8450Q(Freescale)
    DigiKey扱いで単価@310円。3軸デジタル出力(I2C)。電源電圧1.8V。QFNパッケージ。測定レンジは2G、4G、8G。分解能12ビットなので、0.976mG。最大サンプリングレート400Hz。
  3. LSM303DLH(STmicro)
    StrawberryLinux扱いでモジュール販売。3軸加速度デジタル出力+3軸地磁気デジタル出力。電源電圧2.5~3.3V。レンジは2G、4G、8G。加速度分解能は12ビットなので、0.976mG。

加速度を測定する用途というとこんな感じか?

  • 地震検出
    震度1で1mGくらい(周波数成分によって変わるけど)なので、震度1は無理として、震度2くらいからなら記録できるかな?
    ただ、地震波形を記録するなら、±2Gのレンジで16bit、できれば20bitくらいの分解能が欲しいところですね。MEMSで作るのは難しいのかな?
  • 車両の揺れ検出
    車や電車の前後左右方向の加速度ログなんかとってみると面白いか?
    新幹線は前の車両と後ろの車両で揺れ方が違うと思うのだけど、一度実測してみたい。
  • 車両の衝突検出
    JPEGカメラと組み合わせてドライブレコーダとか。でも、実験したくないですね。
  • 加速度検出タイプの万歩計
    ・・・もう市販品を持ってる。

いまいちグッとくる応用例って思いつかないですね。

    気圧センサ

    ここのところ、体調がよくない。多分、気圧と関係があると思うんだけど、でもデータもないし・・・ということで、比較的安価で電子工作で使えそうな気圧センサデバイスなんかを調べていたら書き留めておきたくなってしまった。記載しているのは大気圧測定に使えそうなもののうち、自分で気になった部分のスペックのみ。当然常温・常圧環境下。

    1. VTIテクノロジー社製SCP1000-D01
      秋月やStrawberryLinuxでモジュールとして扱っている模様。
      電源電圧2.4~3.3V。D01はSPIインタフェース。高分解能モードで圧力分解能1.5Pa、変換周期1.8Hz(高速モードで9Hz)、絶対圧力精度±150Pa程度、温度分解能0.2℃、温度精度±1℃程度。
    2. ボッシュ製BMP085
      スイッチサイエンスにてモジュールとして扱っている模様。
      電源電圧1.8~3.3V。インタフェースはI2C。超高分解能モードで変換時間数十ms、絶対精度1hPa程度、温度精度0.5℃程度、圧力分解能0.01hPa=10Pa、温度分解能0.1℃。

    いずれも温度センサを内蔵しており、外部のマイコンで補正してやる必要がありそう。精度は前者、速度は後者に分がある。気象センサならどちらでも十分な精度が得られると思われる。

    後者なら可聴域外の超低周波音なども観測可能なのかもしれない。
    そのうち、気圧ロガーなんか作ってみたいと思う。(いつになることやら・・・)

    #スイッチサイエンスには超小型GPSとか面白そうなものが他にもあるなぁ

    Ubuntu + Chromeブラウザは快適

    最初にUbuntuをいれたAtom230マシンですが、当初はブラウザにFirefoxを使っていました。
    しかし、タブを複数開くとメモリが不足するのか、しばらく反応がなくなることが少なくありません。
    そもそも、非力なCPU+1GBでシングルチャネルしか搭載できないDDR2-533MHz動作(4.3GB/s)のメインメモリ+メインメモリをシェアする内蔵VGA(しかもフルHD表示させてるので、表示だけで0.5GB/s)なので仕方がないか、と諦めてCore2QuadのWindowsメインマシンでWebブラウジングしていました。

    しかし、Core2Quad+WindowsXP+FirefoxでもBloggerの編集画面(フォーム画面)ではカーソルの移動が何かおかしくて書き込みにくい(改行が即時反映されないなど)ので、試しにChromeブラウザを入れて見みました。

    まず驚いたのは(Googleも宣伝していますが)その高速性です。サクサク感がたまりません。また、非常に安定しています。

    これならば、ということで、Ubuntuにも入れてみることに。
    大抵のLinuxアプリケーションは非常に入れにくかったり、そもそも入らなかったり、ということが少なくないのですが、Ubuntuに入れる分には、

    1. Firefoxでこっちのページからダウンロードする。Ubuntu対応されていることも記載されてます。
    2. Firefoxダウンロードしたパッケージをダブルクリックするとパッケージマネージャが開きます。
    3. 表示にしたがってインストール(特に何もすることはないですが・・・)
    4. ちょっと完了の表示がわかりにくい(といっても、パッケージマネージャの課題で、アプリ側にはどうしようもないでしょう)けど、インストール完了
    5. 「アプリケーション」→「インターネット」→「Google Chrome」で起動

    でおしまい。「アプリケーション」→「インターネット」→「Google Chrome」で右クリックして「このランチャをデスクトップに追加」とすると、さらに起動が楽になります。

    さて、Ubuntu+Chromeですが、非常に快適です。非力でメモリの少ないAtom+Ubuntuでたくさんタブを開いてもまったく問題ありません。このAtomマシンはACアダプタで駆動していて、静音化のためにCPUのFANもなく、ケースFANが1個だけ。HDDも回転・アクセス音がうるさいのが嫌なのであえて2.5インチにしてあります。おかげで静かな環境でWebブラウジングができるようになりました。