実験用マシンのマザー入れ替え

これまでLinuxのディストリビューションを試しに入れてみるとか、ちょっと怪しいことをしてみるとか、そういう場合の実験用にAMD E-350が搭載されたマザーボードを組み込んだ小型ケースのPCを使っていました。・・・が、E-350はどうもLinuxだと遅いです。Windows環境における動画再生などでは十分な性能がある、ということらしいのですが、Linuxだからなのか今ひとつ重く、いつも引っかかる感じがあったのであまり使ってきませんでした。

しかし、最近、Celeron847をオンボードで搭載したマザーボードがいくつか出てきましたので、マザーボードをこれに載せ替えてみました。

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VMware上のX windowの画面サイズ

普段使っているデスクトップ環境はLinuxMint11 64bit版なのですが、いろんな目的でVMware Player上でUbuntuやその他のOSを使っています。

UbuntuはVMware Playerの画面サイズに合わせてX windowのデスクトップのサイズが勝手に変わって便利だったのですが、何かの拍子に変わらなくなり、ハードウェアとしてのディスプレイのサイズ(例えば1280×1024とか1680×1050とか)にしか切り替わらなくなってしまいました。

結構不便で困っていたのですが、直し方がわかったような気がするのでメモしておきます。

  1. Synapticパッケージマネージャを開く
  2. クイック検索で「vmware」と入力する
  3. 検索結果に出てくる以下のものをインストールする(インストール済みの場合は「再インストール指定」する)
    ・xserver-xorg-video-vmware
    ・xserver-xorg-input-vmmouse
    ・open-vm-tools
    ・open-vm-toolbox
    本当は全部じゃなくてもいいのかもしれませんが、とりあえずわかったところまで・・・ということで。
  4. インストール後、一旦ログアウトしてログインしなおす

これでウインドウサイズに合わせてデスクトップサイズが無段階(?)に変化するようです。LinuxMint13とUbuntu10.04LTSではとりあえずうまくいきました。

Nokiaの携帯電話液晶に文字表示

Raspberry Piにaitendoで購入したノキア携帯5510の液晶を接続して文字表示をさせてみました。
この液晶パネルはSPIインタフェースだったのでまじめにSPIで接続して・・・と思ったのですが、 Command/DataやChip EnableなどSPI以外の追加の制御信号があるので面倒になって直接ポートでSPI相当の信号を作ることにしました。

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Linuxでリアルタイム処理するためのスケジュールポリシーの変更

HRTを使うとより精度の高い周期処理ができそうなことはわかったのですが、優先順位自体は触っていないので、他の処理に左右されそうな気がします。そこで調べてみると、スケジューラの設定を変更するとリアルタイムポリシーが設定できることがわかったので試してみました。

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Raspberry PiでMP3再生

Raspberry PiでコマンドラインからMP3ファイルを再生させたいので調べてみました。
調べてみると、linuxではmpg321というコマンドで再生できるようです。

$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get install mpg321

でインストールします。(updateしないと取得できないファイルがありました)
インストールしたら再生してみます。

$ mpg321 foobar.mp3 
High Performance MPEG 1.0/2.0/2.5 Audio Player for Layer 1, 2, and 3.
Version 0.3.2-1 (2012/03/25). Written and copyrights by Joe Drew,
now maintained by Nanakos Chrysostomos and others.
Uses code from various people. See 'README' for more!
THIS SOFTWARE COMES WITH ABSOLUTELY NO WARRANTY! USE AT YOUR OWN RISK!
Playing MPEG stream from bap.mp3 ...
MPEG 1.0 layer III, 64 kbit/s, 44100 Hz joint-stereo
ALSA lib pcm.c:2217:(snd_pcm_open_noupdate) Unknown PCM cards.pcm.front

であっさりとRaspberry Piで再生できました。

LinuxのHRTを使ってみる

マイコンで制御を行う際に気になるのが、精度のよい周期処理です。ワンチップマイコンであれば直接タイマーを制御して、割り込み処理をかけてやれば精度のよい処理が簡単にできます。しかしながら、LinuxではOSの御作法に従わなければなりません。
Linuxでどうすればよいのか調べてみたところ、HRT(High Resolution Timer)というのを使えば良さそうなことがわかりましたので、試してみました。
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Raspberry PiでLow Level I/Oを叩いてみる

Raspberry PiでGPIOをアクセスしてみます。
簡単な方法としては、/sys/class/gpio 以下にアクセスする方法があるのですが、今回は速度を重視して直接叩いてみることにしました。
基本のコードはこちらになるのですが、今回はそれをベースにインタフェース誌12月号の記事が書かれていて、さらに改良されているようなのでそちらのダウンロードページからサンプルプログラムを引っ張ってきて使ってみます。

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LinuxMint上のFirefoxの日本語化

LinuxMint自体を日本語化しても、Firefoxは日本語化されません。
メニューをみても言語に関する設定項目はありそうにありません。
そういうこともあって、ブラウザはずっとChromeを使ってきたのですが、Thunderbirdを使ってみて、できればFirefoxも日本語化して使いたいと思うようになりました。そこで、どうすれば日本語化できるのか調べてみました。

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