PICライター

部屋を整理していたところ古いPICライターが出てきたので、紹介します。

見ての通り、エレキジャック誌No.2に付属していたPICライターです。Writer509というタイプとJDMライターというフリー(?)のライターのどちらにでもなる、という基板だったと思います。PICは「もっとも多いアプリケーションはPICライターである」とか揶揄されることがあるくらいフリーのライターがたくさんあります。

しかし、これを組み立てた直後に microchip Direct でキャンペーンかなにかをやっていたのを見かけてPICKit2 Debug Expressを購入してしまいました。そのため、実際に書き込みに使う機会はありませんでした。

秋葉原戦利品

今日は仕事帰りに秋葉原に寄ってきました。

狙いは、MicroUSBケーブル

です。Pocket Wifi S はこれがないと充電できないのですが、持ち歩くのも面倒なので1本余分に調達した次第です。

その際にみかけたものなのですが、思わぬ掘り出し物がありました。

マイクロSDカードリーダーです。しかも、先日紹介したBUFFALOの超小型マイクロSDカードリーダーとそっくりです。というか、そのまんまです。おそらく金型もそのまま使っちゃってるでしょう。(この程度のサイズの金型は大した値段ではないと思いますが。)

BUFFALOのものは750円くらいしますので、それが280円なら超お買い得です。このタイプのリーダーはノートPCに挿したまま忘れられるくらい小さいのでUSBからLinuxを起動して使いたい向きにはぴったりです。思わず二つも買ってしまいました。

USBメモリにインストールしたOSの使い道

これまでUbuntuやPuppyなどのLinuxをUSBメモリにインストールする過程をメモにしてきました。ここで、LinuxのライブCD(LiveCD)のメリット、USBメモリにOSをインストールする際のメリット、デメリットを整理しておきたいと思います。

LinuxのライブCDとは

Linuxはもともとは(ブートローダの復旧、リカバリ用途、ルータ機能などの特定の機能に特化してフロッピーディスクドライブから起動するものを除き)Windowsと同様にHDDにインストールして使用するものでした。そのために自分も5インチベイにカートリッジ化したHDDを取り付けるためのトレイ(現在で言うとこんなもの)を取り付けてリムーバブルHDD化し、WindowsとLinuxでHDDを入れ替えながら使っていたものです。(パーティションを切って、複数OSを起動させることもできたけど、めんどくさかった・・・)

その後、PCのBIOSがCD-ROMからの起動をサポートするようになり、OSのインストーラだけではなく、OSそのものもそこから起動できるようになりました。それによって、OSのインストール前にどんなものなのか試してみることができるようになりました。その代表的なものがドイツ生まれのKNOPPIXで、日本では産業総合技術研究所が日本語化したものの配布を行っていました。

一方で、世の中には様々な用途を想定した様々なLinuxのディストリビューションが存在します。一例を挙げると、OSのインストール前確認用から、起動しなくなったPCからのデータ吸い上げ、論理的に破損したHDDからの(可能な範囲での)データ吸い上げ、非力なPC用のLinux環境、教育用などなど、星の数ほどといっていいくらいのディストリビューションが存在します。これらを日本語化して配布されていたのがライブCDの部屋で、かつては自分もいろんなものをダウンロードして試してみたものです。

その後、メジャーなディストリビューションもインストーラを兼用したライブCD化が行われるようになりました。

USBメモリ起動のLinux

更に後になって、USB2.0が普及し、USBメモリやUSB接続のCDROM/HDD/ZIPなどが普及しだすと、CDROMとFDDを皮切りにUSBから起動できるBIOSが登場するようになり、すぐにUSBメモリ(USBマスストレージクラス)も対応可能なものがでてきました。初期の頃は「あのPCではOKだけどこのPCはだめ」とか「このUSBメモリはOKだけどあのUSBメモリはダメ」とかいろいろあったようですが、最近ではほぼ収束したようで、必要なブートローダもほぼ固まったようです。それに伴い、各ディストリビューションでもUSBメモリ(USBフラッシュメモリ)へのインストールが可能になってきています。

USBメモリ起動のLinuxのデメリット

  1. USBメモリの読み書き(特に書込み)自体が遅いので、PC本体の内蔵HDDに比べるとOS自体の動作が遅い。アプリケーションも大量の書込みを伴うものだと遅くなってしまう。
  2. USBメモリが大容量化しているといっても手頃な値段のものは8GB程度までなので、インストールできるアプリケーションや使い方には制約がある。
  3. ライブCDに比べるとCD-R/DVD-Rは1枚数十円程度なので高くつく。

USBメモリ起動のLinuxのメリット

  1. USB起動が可能なPCなら、ハードディスク(HDD)にインストールすることなく利用できる。USBメモリを抜けば、元のPCとして使用可能である。
  2. LinuxはライブCDという形でCD起動することができるが、ライブCDの場合は読込み専用で書込みができない。できても追記という形を取ったり、別のメディアを必要とする。USBメモリならHDDへのインストールと(速度を除いて)おなじ条件での書込みができる。つまり、HDDにインストールする場合と同じ使い方ができる。
  3. CD/DVDは光学式ディスクメディアの宿命でシークタイムが非常に遅く、ランダムアクセスに極めて弱い。USBメモリは半導体メモリなので、シークタイムが存在せず、ランダムアクセスしてもあまり遅くならない。(厳密にはNAND型フラッシュメモリのバーストリードが使えなくなるので連続読み出しよりもランダム読み出しの方が遅くなると思うが、光学式ディスクメディアに比べると無視していいくらいの影響しかない)
  4. CD/DVDに比べると圧倒的に小さい。USBメモリよりも更に遅くなってしまうが、BUFFALOの超小型のMicroSDカードリーダーとMicroSDカードの組み合わせにすれば、CD/DVDドライブのないノートPC(ネットブック)に挿したままの運用ができるので本体のHDDと変わらない運用ができる。

どのディストリビューションを使うか?

ディストリビューションも様々なものがありますが、自分はUbuntu(とPuppyLinux)を使っています。Ubuntuはデスクトップとして非常にまとまっていることと、日本語版でも表示が非常にきれいで読みやすいことが理由です。Puppyは昔CDでごく限られたケースで使っていましたが、表示の綺麗さにひかれてUbuntuをAtomCPUのPCのHDDにインストールしたもの(Ubuntu専用PC)に移ってしまいました。ですので、USBメモリへインストールする際のデフォルトもUbuntuになっています。しかし、最新のものでは表示も綺麗になっていますので、用途によってはPuppyに戻ることも考えたいと思います。

どういうところでUSB起動化したものを使うのか?

ライブCDにしてもUSB起動化Linuxにしても、HDDの環境に影響を与えない、というところが最大のメリットです。いくらきちんとウイルス対策(というかセキュリティ対策ソフト)を入れていても、やはり不安は残ります。

自宅外で使用する場合で、Webの閲覧が目的の場合には極力USBメモリ起動化したLinux(Ubuntu)を使い、どうしても必要なデータはDropBoxで共有化、メールはGmailで読み書き、ブラウザのブックマークなどはChromeブラウザの共有化機能で対応しています。

更に不安な環境では、専用のUSBメモリを準備して、ユーザー名も通常と異なるものとし、ブックマークの共有化やDropBoxなどは使用しません。パスワードが必要なWebサービスにも通常使用するものにはアクセスしないようにしています。具体的には、海外(特に中国)のホテルや空港などで使用する場合は極力こちらにしています。こちらの用途の場合には、ライトプロテクトスイッチが付いたUSBメモリが手持ちに1本あるので、こちらとPuppyLinuxの組み合わせの方が向いているかもしれません。

    日本語化したPuppyLinux5.2をリマスタしてみた

    PuppyLinuxにはそれ自身にライブCDを作るリマスタ機能があります。「セットアップ」→「Remaster Puppy Live-CD」を選択するとウィザードが起動します。

    ISOファイルの生成場所を指定すると、元のライブCD(これは本当にCDを要求する)を要求してくるので、セットします。

    しばらく待つと、/tmp/root の中身、/etc の中身を変更するか確認するウィザードが出ますが、今回は何も触らないことにしました。また少しすると、syslinux.cfgの内容確認が出るので、エディタでpkeys=jp106をオプションとして追加しました。

    すると間もなく書込み準備ができたことを知らせるメッセージがでますので、空のCDをセットして、適当に(=メッセージにしたがって)操作するとCDへの書込みが始まります。

    CDへの書込みが完了すると、「書込み後のCDとsaveファイルが矛盾するかもしれないよ」というメッセージがでて、その対処法がいくつか提示されますが、自分は別のPC(vmware)で動かすつもりですので特に何もせず、完了しました。

    ・・・で、vmware上で起動してみたところ、無事に起動したのですが、残念ながら日本語化とかは失われていました。もう少し仕組み等を勉強しないといけないようです。

    PuppyLinux5.2をUSBメモリにインストール

    今はUSBブートでのLinux環境としてUbuntu10.04LTSを使っていますが、今年に入ってPuppyLinuxがバージョンアップされていて日本語化も可能なようなのでUSBメモリにインストールしてみました。

    参考にしたのは、こちらのページ(PuppyLinux日本語フォーラム)ですが、インストール方法は多少違うのでメモしておきます。(記憶を頼りに書いているので、間違っているところがあるかもしれません)

    1. まず本体をダウンロードします。本体は本家本元のBarry’s BlogからリンクされているLiveCDのISOファイル(127MB)をダウンロードでします。
    2. 日本語フォーラムの指示通り、日本語化パッケージlang_pack_cjk-lupq-0.2.sfsをダウンロードします。ダウンロードは http://shino.pos.to/party/bridge.cgi?pu … languages/ からダウンロードします。
    3. 同じく日本語フォーラムの指示通り、日本語&Flash対応済のseamonkey-2.0.11-flashplayer-10.1.102.65-jre-1.6.0.23-lucid.sfsを http://shino.pos.to/party/bridge.cgi?puppy/lupq/opt/ からダウンロードします。
    4. ダウンロードしたISOファイルを適当な環境でCD-Rに書き込みます。
    5. 書き込んだCD-Rで起動します。とりあえず、タイムゾーンとキーボードだけ選択。
    6. 使用するUSBメモリはFATまたはFAT32でフォーマットしておきます。
    7. 日本語フォーラムではuniversal installerを使わず、手動でインストールしてGrub4Dosでブートの設定をするよう記載されていますが、構わず(menu → setup → )Puppy universal installerでインストーラを起動します。
    8. USBメモリを挿入し、インストール先に「USB Flash Drive」を選択します。インストール先の名称、容量が表示されるので確認します。
    9. いろいろ表示されますが、上のほうの「Install Puppy to sda?」を押します。しつこくインストール先を確認してくるのでOKを押します。
    10. どこにPuppyのファイルがあるのか聞いてくるので、「CD」を押します。ライブCDがドライブに入っているのを確認するようメッセージが表示されますので、確認して「OK」を押します。
    11. インストール中にブートローダをどうするか聞いてきます。Syslinuxパッケージのものをインストールする「mbr.bin」設定を選択しました。
    12. 該当パーティションのbootフラグが立っていないと、「GPardedを起動するのでbootflagをセットしろ」というメッセージが出ます。ウィザードに従って、bootflagをセットします。
      ★2/14追記: LBAのフラグもセットされていないとダメです。
    13. まだまだいろいろ聞かれますが、リターンキー連打・・・(読めばわかる・・)
    14. インストールが完了したら再起動します。再度タイムゾーンとキーボードを選択します。
    15. 別のUSBメモリにコピーしておいたlang_pack_cjk-lupq-0.2.sfsとseamonkey-2.0.11-flashplayer-10.1.102.65-jre-1.6.0.23-lucid.sfsをファイルブラウザでLupu-520と同じディレクトリにコピーします。
    16. 再起動のためにシャットダウンします。ここで表示にしたがってsaveファイルを作っておくべきでしょう。次の作業はsaveファイルがないと怒られてしまうので、自分はさらに再起動が必要でした。
    17. 再起動後に、読み込むSFSを設定します。勝手に出てきたのか、「system」→「BootManager configure bootup」で設定したのかは忘れました。先にコピーした2つのSFSを選択して、右側に移します。
    18. 再度再起動します。
    19. 国別設定をします。「setup」の中の「Personalize – Setting」メニューで日本語を選択しました。ブラウザは画面左下の Browser Selector で seamonkey2.nls を選択しました。
    20. 最後に、別のUSBメモリに http://shino.pos.to/linux/puppy/ にある puppy-desktop-20110101.pet を入れて、クリックするとインストーラが起動するので、流れに任せているとインストールが完了する。
    21. 再起動すると、日本語化が完了する。

    ネットワークの接続は、デスクトップ上の「接続」アイコンをクリックすると、認識しているデバイスが表示されるので、適当なものをクリックします。Ubuntuでは別途ドライバが必要だった Broadcom の無線LANも問題なく認識して暗号化キーを入力すると使用可能でした。

    デフォルトでは右下でFireWallの設定がされていないというアラームがでているので、クリックするとセットアップウィザードが起動します。適当に自動設定するようなキーワード(Automagic)の方に設定しました。

    使用した感想ですが、以前のバージョンでは日本語の表示が綺麗とは言えなかったのですが、非常によくなっています(丸文字系ですが)。ブラウザのスピードもオンメモリで動いているせいもあって極めて軽快です。動作アクションが1クリックが基本なのもありますが、ブラウザはもちろんシステム全体が軽快過ぎて反応が過敏な感じすらします。

    USBにインストールしても全てをメモリにコピーするので起動は多少時間が掛かりますが、非常に軽いのと小さな容量で済むのでお手軽ではあります。

    上海電脳街散策(3) Pocket Wifi Sに現地SIMを装着

    結局、USBタイプのモバイル端末(アダプタ)は見つけられなかったので、Pocket Wifi Sに現地のSIMを挿すことにしました。

    Pocket Wifi Sはe-MobileのSIMのままでも中国联通(ChinaUnicom)の電波を捕まえてローミング可能になるのですが、2円/KB(=2000円/MB)と非常に高額です。ChinaUnicomの3GのSIMを使うと、月額基本料が無しのプランで0.01元/KB(=約150円/MB)、月額基本料があるプランで相応の無料データ通信量+超過分が0.0003元/KB(=約5円/MB)ともの凄い差が出ます。しかもプリペイドですから、気がついたらすごい課金になっていた、というような心配もなく安心です。

    通話だけなら、GSMのSIMでもいいのですが、最終的にはPCを接続してモデムとしても使用することを考えると3Gの方がベターですので、探してみることにしました。

    で、時間もなかったので、百脳匯のある交差点近くの新聞スタンドにChinaMobile,ChinaUnicom,ChinaTelecomの電話番号や充値カードがあるという看板が出ていたので、「ChinaUnicomの3GのSIMはあるか?」と(英語で)聞いてみました。しかし、「3(スリー)」がわからなかった様で、隣にいた30歳くらいの男性が「サンジー」と言い直してくれた(確かに中国語でも「3」は「サン」ですからね・・・)ところ、オレンジ色のパッケージを出してきてくれました。その後もこの男性がスタンドのおじさんの中国語と自分の拙い英語の間に入って翻訳をしてくれて、無事に3GのChinaUnicomのSIMを購入することができました。

    購入したSIMをPocket Wifi Sに装着し、電源を入れると、ローミングマークなしで中国联通の電波を捕まえました。開通にはどこかに電話をかけなければならないので、会社所有の中国の携帯にかけたところ、無事に使えるようになりました。

    で、そのまま浦東空港にタクシーとリニアで移動した後、モバイルデータ通信をオンにしてPocket Wifi Sのブラウザを開いたところ、Googleの(日本語の)検索画面が表示されました。しかし、検索キーワードを入力すると結果が上手く表示されません。Gmail、GoogleMapやTwitter、主要なブログサービスなども全てうまくつながりません。一方で、普通のホームページやこのページを含む主要ではないブログにはアクセス可能でした。

    中国国内でモバイルインターネットを使うには、百度など現地のサービスに頼るしかないようです。まあ、移動中に一番欲しいのはGoogleMapだったりするので、百度の地図サービスが使えればそれでよいのですが、そこまでは確認できませんでした。

    上海電脳街散策(2) 散策編その2

    ひきつづき、上海の電脳街散策です。

    (3)百脳匯(浦東地区)

    太平洋数碼三期から200メートルくらいでしょうか。張楊路(あってるかな?)を挟んで反対側にあります。

    ここはテナント制なのかよくわかりませんが、有楽町のビックカメラが多少は近いイメージかもしれません。ただ、 個々の売り場は小さいながらも、1階のノートPCなどはそれなりにブランドなどにわかれていた感じです。2階はかなりの広さを携帯電話が占めていましたが、どういう基準でわかれているのかはよくわかりませんでした。

    太平洋数碼三期にせよ百脳匯にせよ、立ち止まると執拗な勧誘攻撃に合うので、ゆっくり見れませんでした。特に太平洋数碼三期は同じようなものをあちこちの店で売っていて、価格の表示もないので安いのか高いのかもわかりません。また、USBで接続するモバイル通信用の端末も小型化が進んでいてUSBメモリなのかUSBのLANアダプタなのかUSBの3G端末なのかパッと見ただけでは区別がつきませんでした。

    (4)蘇寧電器(浦東)

    (浦東地区では)百脳匯から南泉北路を100メーターくらい北に入ったところにあります。

    こちらは大型電気店(チェーン店)ですが、浦東の店はそれほど大きくありません(他がもっと大きいのかどうかは知りませんが・・・)。時間が早かったせいかもしれませんし、店内の奥の1/3くらいが改装(売り場構成の変更?)中だったせいか、やる気がないのか、売り子は黙ってみているだけです。特に声をかけられることもありませんでした。ただ、USBタイプの3G端末は見つけられませんでした。携帯電話はいっぱいあったのですが・・・。

    こうしてみると、しつこく声をかけられるのも鬱陶しいですが、何も声をかけられないのも寂しい所です。(といっても、かけられても中国語ではまったく理解不能なのですが・・・)

    (5)Best Buy

    こちらは米国系の店です。場所は百脳匯と蘇寧電器の間で、蘇寧電器のすぐそばです。こちらも大型店で、売り子は(面積当たりでは)それほど多くなく、特に声をかけられることもありませんが、熱心に店員に話を聞いている客が多いのが印象的でした。(残念ながら写真はありません)

    (6)おまけ

    散策にあたって参考にしたページを挙げておきます。

    上海電脳街散策(1) 散策編その1

    上海へ出張に行く機会があったのですが、予約できた帰国便がやや遅めの時間だったので、上海の電脳街を覗いてきました。上海の代表的な電脳街というと「徐家匯」ということらしいのですが、今回は2時間程度しか余裕がないのでホテルからみて浦東国際空港と逆方向の「徐家匯」は諦め、ホテルからみて浦東国際空港の方角となる淮海路にある電脳城「賽博数碼広場」と浦東地区にある「太平洋数碼三期」「百脳匯」「蘇寧電器」と米国系の「Best Buy」をターゲットにしました。狙いは、今後のためにモバイルデータ通信環境を整えることを考えるための下準備(調査)です。

    (1)賽博数碼広場(淮海路)

    ここは2010年版のガイドブックの地図では該当箇所(太平洋百貨の周り)に「改装中」と書いてあったのでちょっと嫌な予感がしたのですが、自分は見つけられませんでした。ただ、ここには大きなAppleストアがあって、まだ9時30分くらいにも関わらず開店をまって並んでいる人がいました。(写真撮り忘れました)

    うろうろしてもそれらしい建物はなさそうでしたので、早々に地下鉄1号線と2号線を乗り継いで浦東地区の世紀大道駅へと向かいました。世紀大道駅からちょっと迷いつつ、張楊路(だと思う)沿いに西に向かいます。

    (2)太平洋数碼三期(浦東)

    ホテルインターコンチネンタル浦東のすぐそばにありますが、外観はこんな感じです。正面の頭上くらいの高さに赤い垂れ幕が掛かっているところが出入り口なのですが、正直言って一瞬やってるのかどうかわからないです。中国では多い様なのですが、蛍光灯が白色度の高いものを使っているのと省エネのためなのか数が控えめなので、日中で日差しがあたるところでは非常に暗く見えます。

    しかし、中に入るとそれほど暗い感じはしません。

    中の様子は、いわゆる大規模なショッピングモールの中が丸ごとPCやモバイルなどの店だけで埋まっている感じです。これ全部がPCやモバイルなどの電気製品関係の店なのです。

    しかし、個々の店はそれほど大きくはありません。1階に陣取っているノートPCを売っている店(テナント)はたくさんの売り子がいて、何か言い寄ってくる(中国語がわからないので何を言ってるかわからない)のですが、2階の携帯電話の売り場、3階のPCパーツの売り場にある店は上の写真(これは3階だったと思う)の様に店番が一人で小規模な店で商売しているという感じです。

    ちょうど、しばらく前の秋葉原のラジオ会館のイメージが近いのではないかと思います。

    Pocket Wifi Sを購入

    1月14日にe-mobileのPocket Wifi Sを購入しました。Android端末としてみるとかなり安価なこともあって店頭デモ機はかなりもっさりした動きだったのですが、自分はクワッドバンドGSM + 1700/2100 CDMAのSIMロックフリー携帯としても使えるだろう、ということで購入しました。

    Android端末としてはあまり期待していなかったのですが、画面解像度は低い(QVGAなので当たり前ですが)ものの、結構小さな文字でも読めるので意外に使える感じです。それどころか、端末自体が非常に小さいので携帯に便利な上に、ブラウザやGoogleMAPなどのアプリケーションが使えてしまうので、手離せなくなりそうです。

    自分はいろんなものをあれこれカスタマイズする方ではないのですが、それでもここ数日で以下のアプリケーションをインストールしました。

    • twicca(標準のTwitterアプリが不安定なので)
    • WGConnect(ワイヤレスゲート用のアプリ)
    • 乗換案内→音声入力で「○○から××」で検索できるので削除
    • evernoteクライアント(メモ帳として)

    これからしばらく使い倒してみたいと思います。

    秋月電子Arduino互換基板(5)

    Ubuntu10.04LTSで秋月Arduino基板を利用するにあたっての補足です。

    秋月かどうかに関係ないはずですが、Linuxでシリアルデバイスを使うには権限が必要です。

    /etc/groupファイルのdialoutの中に、ユーザーIDが入っている必要があります。

    ~$ cat /etc/group | grep dialout
    dialout:x:20:(ユーザーID)
    ~$

    となっていなければなりません。なっていない場合は、「システム」→「システム管理」→「ユーザーとグループ」で、「グループの管理(M)」を押してグループの設定ウインドウを出します。そこで「dialout」を選択して、「プロパティ」を押します。そこで表示される「グループのメンバ」の当該ユーザー(使わせたいユーザー)のところにチェックが入っていればOKだと思います。

    チェックが入っていなければ、チェックを入れて「OK」「閉じる」を押していけば権限が追加されるはずです。